Biography & Philosophy

ヴァイオリン製作家　黄日錫 (ファンイルソク)

大韓民国出生

(韓国) H.I.S. バイオリンアトリエ - 現在 -

* (現) 九州大学、2003年に九州大学と統合

楽器の存在理由、それは「音」を出すことです。良い音を持って、丈夫で、演奏し易い、この3つは楽器が存在できる条件となり、最終的に美しさが加われってこそ優れた楽器であると言えます。ヴァイオリン制作者はこのような優先順位を常に記憶しなければなりません。

バイオリンは、科学と芸術と技術、この三つの境界線上にあり、私たち人類すべての遺産であります。上記3項目のバランスは、そのような人類遺産の保存と発展の根本であります。

理由も知らないまま従うことは「コピー」であります。楽器コピー機でなく、楽器制作家になるためには、理由と原理について疑問点を持ち、絶えずに研究しなければなりません。

知識は、人類を支えるのベースであり、知識の共有は、人類発展のエネルギーであります。

本も人を作るが人も人を作ります。
マエストロ Ezio Scarpini 様に深く感謝いたします。